2022年6月9日木曜日

京都聖カタリナ高等学校「多自然圏におけるツーリズムとは」模擬講義

 https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/21095/

京都聖カタリナ高等学校の皆さんが本学を見学されました

 2022.06.09

2022年6月9日(木)、京都聖カタリナ高等学校(京都府南丹市)の2年生33名が本学を見学されました。

入試担当職員から本学の学びやキャリアサポート、入試などに関する説明を受けた後、地域経営学部の中尾誠二教授の模擬授業「多自然圏におけるツーリズムとは?」を受講し、「限界集落」や「六次産業」、「教育民泊」、「交流観光」などの用語について、事例を参考にしながら学びました。
食堂にて昼食をとった後、2班に分かれて各学部の研究室や講義室など大学の施設を見学されました。

今回の大学見学が将来の進路について考えるきっかけとなれば幸いです。

2022年5月21日土曜日

norman.jp「ソーシャルタウンガイド」掲載

 

https://norman.jp/stg/seijinakao/

【京都】中尾誠二(福知山公立大学)

農水省系の財団職員を経て、現在は福知山の大学で教鞭をとる中尾誠二さん。

プロフィール

福知山公立大学 地域経営学部 多自然圏活性化研究室 教授
博士(農学)東京農工大学/修士(環境科学)筑波大学

19934月から財団法人ふるさと情報センター(20014月から都市農山漁村交流活性化機構)の職員としてグリーンツーリズム関連の業務に携わりながら、少人数分宿型教育旅行等の宿泊先として注目されている「農山漁村民泊・農林漁家民宿」について研究してきた。2011年4月から京都府福知山市の大学で「交流観光等による多自然圏(≠大都市圏)の地域活性化」を目指して研究・実践・教育に取り組んでいる。

農村振興の仕事を経て、農泊研究の道へ

東京都足立区で生まれ育ち、小学校低学年の頃はテレビなどの影響もあって科学者に憧れていた。高学年になって自宅の建て替え時に見た大工仕事に興味を持ったこともあるが、高校生になって将来の職業を考えた時、環境問題について意識し始めて進学する学部を絞って行った。「ノストラダムスの大予言」の影響もあり、世紀末への不安を抱きながら核戦争で滅びてしまうのか、環境問題で滅びてしまうのかと悩み、将来は沙漠緑化の道を目指してみようと考えて農学部を選んで進学した。

将来への不安は大学時代も変わらず、自給自足生活を目指していくしかないと思っていた。大学院生の時に小笠原諸島の父島で2ヶ月を過ごし、都会から切り離された場所での生活を模索する。その後は財団職員としてのキャリアをスタート。農村振興に関わる仕事をしながら、所得を得ることの大変さを身をもって知った。2011年3月までの18年間その財団に勤務した後、京都府福知山市の大学に転職して農泊関係の研究を続けている。ゼミ生と一緒に農山漁村でのフィールドワークも行なっている。

これからどうしていきたい

自分の研究室から「頑張る田舎の自治体職員」を多く輩出したい。

パッションポイント

農泊研究

チケット(私のできること、得意なこと)

・田舎の民泊で飲み語り合いましょう

※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。

お気に入りの場所(ホーム)

森と海の京都(福知山・綾部・舞鶴・宮津近辺)

お気に入りの場所(アウェイ)

小笠原諸島

沖縄

つながり

瀬尾泰弘(ブリッジ)

※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。

取材後記

瀬尾さんからの紹介でインタビュー。コミュニケーションツーリズムのような交流観光系の話題で盛り上がり、目指して行きたい方向性が近かったので、お話しできてよかったです。(野田)

インタビュー・野田国広(編集部)
グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。
野田国広の記事一覧

2021年7月11日日曜日

農業問題研究学会2021年度春季大会シンポジウム第3報告

https://rural-issues02.sakura.ne.jp/haruaki/archive/


 2021年度春季大会(2021年7月11日(日)/オンライン開催)

【日時】 2021年7月11日(日) 9:30~18:00

【大会内容】 シンポジウム + 総会

【参加費】 無料(会員・非会員とも)

【大会テーマ】 新型コロナウイルス感染拡大下における食料・農業・農村問題

 〔座 長〕冬木 勝仁(東北大学)、西川 邦夫(茨城大学)

 2019年末から世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が,食料・農業・農村に与えた影響も徐々に明らかになりつつある。それとともに,研究者の間でも実態の把握と今後の展望を目的とした議論が行われ始めている。例えば,2021年3月に開催された日本農業経済学会大会シンポジウム「ポスト・コロナ社会の食料・農業・農村―持続可能な社会をデザインする―」では,食のあり方と都市農村関係を中心に,コロナ禍における新しい動向と社会のリデザインの方向性が議論された。
 本シンポジウムの問題意識は,現在のコロナ禍で起こっていることは,資本主義による食料・農業・農村の再編の新しい段階への突入ではないかということである。ヒトの移動が制約される感染症流行下で,社会経済活動を維持するためにICT(情報通信技術)が生活の隅々まで浸透した。それは国境を超えた財とサービスの流通速度を飛躍的に高めるとともに,移動を排除する形で労働様式を大きく変容させた。食料・農業・農村に与えた影響として,例えば日本の2020年の農産物輸出額は前年比11.7%増加した(農林水産省「農林水産物輸出入情報」より)。また,食料消費における社会的分業を象徴する中食・外食の低迷は,業務用需要への対応を強めていた産地に負の影響を与えることが予想される。新しい蓄積様式の下で,食料・農業・農村はどの様に再編されていくのか。
 以上の様な問題意識に基づき,本シンポジウムでは以下の3名の研究者に報告をお願いした。第1報告(友田滋夫氏)では,コロナ禍の核心である労働問題に関する報告を行う。コロナ禍において労働様式はどのように変わり,所得格差にどのような影響を与えたのか。第2報告(神代英昭氏)では,食料問題に関する報告を行う。コロナ禍は食料消費や中食・外食産業の構造にどの様な影響を与えたのか。第3報告(中尾誠二氏)では,都市農村問題に関する報告を行う。ヒトの移動を伴う観光需要が停滞する中で,グリーンツーリズムにはどの様な展望があるのか。
 また本シンポジウムでは,上記3報告を補足する形で,安藤光義氏(農業への影響),鈴村源太郎氏(地域への影響)にコメントをお願いした。以上の3報告と2コメントとともに,大会参加者とコロナ禍が食料・農業・農村に及ぼす影響と展望について理解を深めたい。

 

<大会スケジュール>

◆大会シンポジウム〔9:30~17:00〕

◆総会〔17:00~18:00〕

 

Ⅰ.午前の部(9:30~12:00(会場開場9:00))

◆代表幹事挨拶〔9:30~9:40〕

◆シンポジウム(前半 9:40~12:00)

 〔テーマ〕「新型コロナウイルス感染拡大下における食料・農業・農村問題」

 〔座 長〕冬木 勝仁(東北大学)、西川 邦夫(茨城大学)

 ○座長解題〔9:40~10:00〕

 ○第1報告〔10:00~10:40〕  友田 滋夫(日本大学)「近年における世帯所得低迷とその背景」

 ○第2報告〔10:40~11:20〕 神代 英昭(宇都宮大学)「新型コロナウイルス感染拡大とフードシステム」

 ○第3報告〔11:20~12:00〕 中尾 誠二(福知山公立大学)「農山漁村の教育民泊受入組織におけるCOVID-19禍」

      <昼食、質問受付>(60分)

Ⅱ.午後の部(13:00~18:00)

◆シンポジウム(後半 13:00~17:00)

 ○コメント①〔13:00~13:20〕 安藤 光義(東京大学) コロナショックの農業への影響

 ○コメント②〔13:20~13:40〕 鈴村 源太郎(東京農業大学) コロナショックの地域への影響

 ○第一報告リプライ〔13:40~13:55〕

 ○第二報告リプライ〔13:55~14:10〕

 ○第三報告リプライ〔14:10~14:25〕

      <休憩、質問受付>(5分)

 ○総合討論 〔14:30~16:45〕

 ○座長総括 〔16:45~17:00〕

◆総会〔17:00~18:00〕

2021年2月6日土曜日

福知山公立大学「北近畿創生フューチャーセッション」コメンテーター

 https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/14883/

第2回北近畿創生フューチャーセッション2020を開催しました

 2021.02.06

2021年2月6日(土)、オンライン(zoom)にて「第2回北近畿創生フューチャーセッション2020(京都府北部地域連携都市圏生涯学習講座)」を開催しました。

テーマを「IJUターンで拓く地域創生の未来」とし、ゲストとして一般社団法人地域・人材共創機構 事務局長/雲南市政策推進課企業チャレンジ事務局の光野由里絵氏と里山福業家(里山に刺激と幸せもたらす副業家)の大力浩二氏をお迎えし、話題提供いただきました。

後半は、大学生、京都府北部5市2町の自治体職員、地元住民ら参加者約40名が6グループに分かれて未来志向のグループワーク(フューチャーセッション)を行いました。

最後に全体で共有し、コメンテーターとして登壇した本学の中尾誠二・地域経営学部教授とあやべ市民新聞社経営企画室長の平田佳宏氏が講評しました。

参加者からは「雲南市の取り組みは目を見張るものがあった」「いろいろなキーワードをたくさんもらうことができた」「綾部という魅力ある街に暮らせていることに感謝した」「フューチャーセッションは、グループで議論を深めるので楽しかったし、学びが増えた」「世代の違う方とお話しができ、刺激を受けた」といった感想が寄せられました。

 

当日の様子があやべ市民新聞(2021年2月10日付)に掲載されました。

(あやべ市民新聞社提供)


2020年3月18日水曜日

滋賀県「都市農村交流事業者交流会-農泊の現状と課題-」講演:近江八幡市

https://www.facebook.com/shiganouson/posts/2749862905105199

<都市農村交流事業者交流会をご案内します!>
 農泊やグリーンツーリズムによって人と資源が輝き活きる元気な農村を守り育てるため、事例報告や情報交換を行う交流会を開催します。
実践者だけでなく、農泊やグリーンツーリズムに関心のある方の参加も大歓迎です。たくさんのご参加お待ちしております!
日時:2020年3月18日(水) 14:00~16:30
場所:JAグリーン近江 八幡駅前支店
   (滋賀県近江八幡市鷹飼町北4丁目12-2)
講師:福知山公立大学 中尾誠二 教授
定員:50名
参加費:無料
プログラム
・【講演】各地の農泊の現状と課題について
・【意見交換】事業者のネットワーク化に向けて
申し込み方法
電話、FAX、メール、郵送にて下記連絡先までご連絡ください。
連絡先
〒520-8577 滋賀県大津市京町四丁目1番1号
滋賀県 農政水産部 農村振興課 地域資源活用推進室
担当:清水、内田
TEL:077-528-3962 FAX:077-528-4888

2020年3月9日月曜日

海の京都・農泊人材学舎「農泊の役割と可能性・京都府北部における農泊の現状」講演:舞鶴市

http://fb.com/atsuyoshi.nakamura/posts/2846307105449528

http://www.uminokyoto.jp/feature/detail.php?spid=15

農泊人材学舎|海の京都 農泊開業セミナー参加募集(各回10名限定)

 海の京都農泊推進協議会では、豊かな自然や空き家等を活用し、日本ならではの伝統的な生活体験や地元の人々との交流を楽しむ農泊等の開業を促進するため、「農泊開業セミナー」を開催し、参加者を募集します。

【セミナーのねらい】
○空家や古民家等を活用して、農泊やゲストハウス等の開業・運営を本気で目指す人を対象にした実践的なセミナ ーです。
○地域に歓迎される宿づくりのため、コンセプトづくりから経営面に至るまで、少人数できめ細かなアドバイスが受けられます。

【セミナーで得られるもの】
○地域に根ざしたオリジナルの宿づくりの秘訣
○実践的な経営のノウハウ
○同じ志を持った仲間との出会い農山漁村を丸ごと楽しめる「農泊」を始めたい方を対象とした農泊人材学舎の受講生を募集しています。



【開催概要】
1   日   時         令和2年3月 9日(月)~10日(火)
                          ※1日目:13:00~17:00 ・ 19:00~21:00
                             2日目:  8:30~12:30

2   会   場         古民家の宿 宰嘉庵(さいかあん)舞鶴市 平野屋 6969(JR西舞鶴駅12分)
3  参加費          4,000円 宿泊料金実費(朝食付)
                           ※宿泊されない方は、参加費(宿泊料実費)は不要

4  参加対象者 海の京都地域(福知山市、舞鶴市、綾部市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町)で、農泊等の開業を目指す者又は施設のステップアップをしようとする者

5  定 員 各会場10名 (先着順)