「大学と地域の連携で田舎力を引き出す」
経営情報学部ビジネスデザイン学科【多自然地域活性化研究室 中尾誠二 准教授
項目 内容
氏名 中尾 誠二
大学名 成美大学
学部・学科名 経営情報学部ビジネスデザイン学科【多自然地域活性化研究室】
現職 准教授
研究分野 農業経済学、グリーンツーリズム、地域研究
項目 内容
氏名
滋野 浩毅
大学名 成美大学
学部・学科名 経営情報学部ビジネスデザイン学科【地域力再生研究室】
現職 准教授
研究分野 地域政策、文化政策、フィールドワーク
地域活性化こそ大学の使命
-地域との連携のきっかけは
【中尾准教授】
地域の活性化は、地域に立地する大学のミッションそのものです。
都市と農山漁村との交流を促進する財団にいたときからグリーンツーリズム関連の交流事業を仕事としてやってきました。そうした中で多自然地域の活性化を目指し「農山漁村民泊」についての研究に取り組むようになり、京都府北部地域を中心に民泊の活用による地域活性化の可能性を調査研究しています。
滋野准教授】
もともと、地域づくりや都市、地域再生に係る活動に携わってきており、現在は京都府北部地域をフィールドとして地域活性化に関する研究に取り組んでいます。また、大学の社会貢献の観点から、地域と連携した大学教育のあり方を考え実践しています。
-地域活性化をデザインする上で、心がけていることは
【中尾准教授】
継続する地域活性化をデザインするには、社会的な活性化と同時に経済的な活性化が必要だと考えています。例えば北近畿一円で民泊型の教育旅行受入が年間1万人あれば、1人1泊3食1万円で単純計算して1億円の経済効果が期待できます。また、現地コーディネーターなど新たな雇用創出の可能性も考えられます。
【滋野准教授】
まず地域との関係づくりから入ることが大切です。関係を構築することで初めて地域と連携した地域づくりに貢献していく活動ができると考えています。
大学と地域の連携のさらなる充実を目指して
-これからの展開は?
【中尾准教授・滋野准教授】
京都府北部地域には様々な魅力あるコンテンツが埋まっていると思います。こうしたコンテンツを活かせるよう地域をフィールドとした教育を展開していくため、大学教育との接点を探し、実分野の学問に発展させていきたい。そうした中から、地域での起業等による社会的・経済的な活性化に繋がっていけばと考えています。
成美大学では、地域活性化の取組の一つとして、全国の高校生から地域活性化策のアイディアを募集するコンテスト「田舎力甲子園」を2013年より開催しています。
この取組は地域課題解決に向けた若者目線のアイディアを活用していこうという思いとともに、高校生に地域の魅力や活性化について考えてもらうことで地域への愛着を持ち、将来的な地域定着のきっかけ作りにもなればとの思いも込めた取組として開催しています。京都府北部地域では、大学進学を契機に若者が都市部へ出てそのまま戻ってこない傾向がありますが、この傾向は、京都府北部に限ったものではありません。大学卒業時など人生設計を考えるときに生まれ育った地域について考えた高校時代を思い出してもらえればと思っています。これからも地域というフィールドを活用した学修の手法を探していきたいと考えています。
成美大学2015地域活性化策コンテスト「田舎力甲子園」
経営情報学部ビジネスデザイン学科【多自然地域活性化研究室 中尾誠二 准教授
項目 | 内容 | |
氏名 | 中尾 誠二 | |
大学名 | 成美大学 | |
学部・学科名 | 経営情報学部ビジネスデザイン学科【多自然地域活性化研究室】 | |
現職 | 准教授 | |
研究分野 | 農業経済学、グリーンツーリズム、地域研究 |
項目 | 内容 | |
氏名 |
滋野 浩毅
| |
大学名 | 成美大学 | |
学部・学科名 | 経営情報学部ビジネスデザイン学科【地域力再生研究室】 | |
現職 | 准教授 | |
研究分野 | 地域政策、文化政策、フィールドワーク |
地域活性化こそ大学の使命
-地域との連携のきっかけは
【中尾准教授】
地域の活性化は、地域に立地する大学のミッションそのものです。
都市と農山漁村との交流を促進する財団にいたときからグリーンツーリズム関連の交流事業を仕事としてやってきました。そうした中で多自然地域の活性化を目指し「農山漁村民泊」についての研究に取り組むようになり、京都府北部地域を中心に民泊の活用による地域活性化の可能性を調査研究しています。
滋野准教授】
もともと、地域づくりや都市、地域再生に係る活動に携わってきており、現在は京都府北部地域をフィールドとして地域活性化に関する研究に取り組んでいます。また、大学の社会貢献の観点から、地域と連携した大学教育のあり方を考え実践しています。
-地域活性化をデザインする上で、心がけていることは
【中尾准教授】
継続する地域活性化をデザインするには、社会的な活性化と同時に経済的な活性化が必要だと考えています。例えば北近畿一円で民泊型の教育旅行受入が年間1万人あれば、1人1泊3食1万円で単純計算して1億円の経済効果が期待できます。また、現地コーディネーターなど新たな雇用創出の可能性も考えられます。
【滋野准教授】
まず地域との関係づくりから入ることが大切です。関係を構築することで初めて地域と連携した地域づくりに貢献していく活動ができると考えています。
大学と地域の連携のさらなる充実を目指して
-これからの展開は?
【中尾准教授・滋野准教授】
京都府北部地域には様々な魅力あるコンテンツが埋まっていると思います。こうしたコンテンツを活かせるよう地域をフィールドとした教育を展開していくため、大学教育との接点を探し、実分野の学問に発展させていきたい。そうした中から、地域での起業等による社会的・経済的な活性化に繋がっていけばと考えています。
成美大学では、地域活性化の取組の一つとして、全国の高校生から地域活性化策のアイディアを募集するコンテスト「田舎力甲子園」を2013年より開催しています。
この取組は地域課題解決に向けた若者目線のアイディアを活用していこうという思いとともに、高校生に地域の魅力や活性化について考えてもらうことで地域への愛着を持ち、将来的な地域定着のきっかけ作りにもなればとの思いも込めた取組として開催しています。京都府北部地域では、大学進学を契機に若者が都市部へ出てそのまま戻ってこない傾向がありますが、この傾向は、京都府北部に限ったものではありません。大学卒業時など人生設計を考えるときに生まれ育った地域について考えた高校時代を思い出してもらえればと思っています。これからも地域というフィールドを活用した学修の手法を探していきたいと考えています。
成美大学2015地域活性化策コンテスト「田舎力甲子園」
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