2012年12月1日土曜日

シンポジウム山陰道へのいざない

 但馬県民局 局長メッセージ (平成24年11月)


 さて、今月はいよいよ24日に北近畿豊岡自動車道・和田山八鹿道路の開通式を迎えます。長年但馬のみなさんが待ちに待った和田山八鹿道路の開通です。この開通により、但馬の中心部まで自動車専用道路が延び、京阪神からの時間的距離が益々短縮されることになります。これに先立ち、この開通の記念シンポジウム「山陰道へのいざない」が先月6日に関宮のノビアホールで開催されました。ひょうごツーリズム戦略推進委員長でもある成美大学の戸祭学長と、養父市の谷本社会教育課長の基調講演の後、パネルディスカッションが行われ、成美大学の矢島教授、大阪大学の森栗教授、㈱コンチェルト・㈱神戸クルーザーの南部社長、㈱よしもとクリエイティブ・エージェンシーの竹中専務、中尾成美大学准教授らとともに私もパネラーの一員として参加させていただきました。「健康や長寿を切り口とした地域おこし」、「ブランド化」、「差別化」、「ワクワク感」、「おもしろそうな仕掛け」、「道の駅の連携」、「魅力の連携とパッケージ化」等々様々な提案がなされました。 
 是非、但馬の観光振興の参考にさせていただきたいと思います。 

「山陰道へのいざない」シンポジウム

2012年9月14日金曜日

兵庫県「ひょうご地域再生塾in但馬」

[ 10:33 ] [ 地域再生大作戦 ]
今年度より、「ひょうご地域再生塾」を開催しています。
これは地域づくりの研修を実施し、地域資源を生かした取組を実施できるリーダー人材を育成することを目的にしております。

1年間に2カ所で、それぞれ土日の2日間を4回実施しています。
大学の先生や先進集落のリーダーの方、料理研究家などなどいろんな分野で地域の活性化について詳しい方々に来ていただいて、座学だけでなく、フィールドワークもしながら学んでもらっています。

今回は第3回ひょうご地域再生塾in但馬 を開催しました!

今回のカリキュラムは
1 地産地消によるメニュー開発(料理研究家 明石理香先生)
2 着地型旅行について(成美大学 中尾 誠二准教授)
3 多自然地域の空間管理(兵庫県立大学 中瀬 勲教授)
4 ジオツーリズム(大阪市立大学 三田村 宗樹教授、 兵庫県立大学 松原 典孝特任助教)
まず地産地消によるメニュー開発(料理研究家 明石理香先生)の講義です。

循環型地産地食などのお話をきいたあと、
参加されている塾生に持ってきていただいた地元の野菜や海産物等を使って、塾生みなさんと一緒に実際にお料理を作ってみました

レシピは明石先生が考えてくれていました。
できたものが、写真のとおり!お昼からむっちゃ豪華

さざえご飯はてんこ盛り!鱈、ゴーヤ、ワカメなど地元食材たっぷり。

おいしかったです☆満腹でした(笑)
レシピはpdfで添付しておきますので是非皆さんも作ってみてください!
お昼ご飯を食べた後、着地型旅行について(成美大学 中尾 誠二准教授)の講義です。
座学ですので、満腹で眠くなる危険がありましたが、お話がおもしろかったので眠くなりませんでした(笑)

子ども農山漁村交流プロジェクトの映像も見せてもらいながら農家民宿のお話なんかをしていただきました。
つづきまして~
多自然地域の空間管理(兵庫県立大学 中瀬 勲教授)の講義です。

丹波・但馬を中心とした、ひょうごの現場からの地域再生、
今ある地域資源の再確認などなど多岐にわたるお話でした。

先生自身の住んでいる集落のお話、経験談を交えながらのお話で大変興味深かったです。
2日目のカリキュラムは、ジオツーリズム(大阪市立大学 三田村 宗樹教授、 兵庫県立大学 松原 典孝特任助教)でした。
ジオパークっていうと海側のイメージがありますが、「ジオ」は大地の意味なので神鍋のように山側も含むんですって

まずは座学のあと、神鍋の溶岩流散策をしました。
こちらでは神鍋観光協会の前田ジオガイドさんに、神鍋山が噴火した際に流れ出した溶岩が作り出した独特の岩肌や地形を楽しめるコースを案内してもらいました。
神鍋の溶岩流は、現在「サザエさん」のオープニングで紹介させているので、
「サザエさん」もチェックしてみてください!
ひやっと涼しい風穴も体験できました。

そしてお昼は、道の駅村岡ファームガーデンにて、私はジオバーグ(写真)を食べました
ジオンちゃんの旗つきです☆
ソースは断層、火山、大地、雪山を表現しているのですね~

お昼からは香住に移動して、香美町ジオパーク推進員の今井さんに香美町での取組を紹介していただきました。

以上で今回のカリキュラム終了!
お疲れ様でした~m(_ _)m

2012年3月3日土曜日

新潟大学朱鷺・自然再生学研究センター「滞在型観光による地域再生シンポジウム」

朱鷺の島環境再生リーダー養成ユニット第2回シンポジウム
「滞在型観光による地域再生」

 新潟大学は、3月3日(土)佐渡市防災センターにおいて,「朱鷺の島環境再生リーダー養成ユニット」に関する第2回目のシンポジウムを開催しました。
 新潟大学では,平成22年度から,文部科学省の科学技術振興調整費(現 科学技術戦略推進費補助金)「地域再生人材創出拠点の形成」事業の支援を受け,「朱鷺の島環境再生リーダー養成ユニット」事業を進めており,本事業及び関連自治体等の関係者における地域再生の取り組みについて,意見交換等を目的として開催したものです。
 シンポジウムでは,新潟大学 朱鷺・自然再生学研究センター長の山岸 哲の挨拶に続き,佐渡市長の髙野宏一郎氏及び(独)科学技術振興機構科学技術システム改革事業プログラム主管の清水了典氏から御挨拶をいただきました。
 本学特任准教授の大脇 淳,(社)若狭三方五湖観光協会の藤内寿博氏,成美大学准教授の中尾誠二氏及び農家民宿経営者の大下恭弘氏から「滞在型観光」に関わる講演があり,続いて「佐渡の滞在型観光の現状と課題・人材の養成と活用」と題するパネルディスカッションが行われ,活発な意見交換が行われました。
 当日は,あいにくの雨模様にもかかわらず,本学事業関係者の他,行政機関や観光に携わる方々80人程から御参加いただき,地域再生に係る「朱鷺の島環境再生リーダー養成ユニット」の取り組みに大きな関心が寄せられていることが感じられました。
※当日配布のリーフレットはこちらです
JST朱鷺の島鷺の島環境再生リーダー養成ユニット第2回シンポシウム01JST朱鷺の島鷺の島環境再生リーダー養成ユニット第2回シンポシウム02
JST朱鷺の島鷺の島環境再生リーダー養成ユニット第2回シンポシウム03JST朱鷺の島鷺の島環境再生リーダー養成ユニット第2回シンポシウム04
JST朱鷺の島鷺の島環境再生リーダー養成ユニット第2回シンポシウム05JST朱鷺の島鷺の島環境再生リーダー養成ユニット第2回シンポシウム06